2001年、秋も深まりつつある10月のとある日曜日
音楽をこよなく愛す10人が京都駅近くの某イタリア料理店に集結。
S(Vn)「少人数で室内楽やっていくのはどう?」
O(Vn)「いっそのこと弦楽アンサンブルにしませんか?モーツァルトできるし」
I(Va)「それなら管楽器いらないし、このメンバーでいけるじゃない?」
Y(Fl)「え?!じゃあ、私はどうなるんですか?」
一同「う~ん…」
Y(Vn)「室内楽編成のオケってことにしたらどうですか?管も入るし」
アンティ・パストと共に始まった話し合いは、デザートの頃にはまとまった構想となり
すごいことが始まるんじゃないかという期待と不安のなか、
アマチュア・オーケストラが誕生しました。
そして11月、いよいよ始動。
「とりあえずべー1やりましょうか、一発目やし。」
この一言に何の異存を唱える者もなく、そそくさと楽譜を集め、
それがそのまま第一回定期演奏会のメインプログラムに。
「そういえば、団の名前ってどうします?」
その頃には15人ほどに増えた団員が、あーだこーだと悩んだ末
<<オーケストラ・アンサンブル京都>>
と決定。略してオケアン。
しっとりと京都らしくて(?)、いい名前でしょ。
小京都を名乗る、とある地方都市にも同じような名前のオケがあったような…。